めこ子の優雅な女子校日記

アイマスやら芸人と盛り沢山の日々を女子校で過ごし早2年強。3年目の一味違うめこ子にご期待下さい。




何がどうなって、こんなことになったのかよく分からないんですけど、
母に奨学金を借りるために提出する書類を破り捨てられました。
私に非があったようには思えません。
寧ろ今まで頑張ってきたことを否定され、傷つけられただけな気もします。


昨日、テレビを母と2人で見てたんですね。松岡修造が3日間子供を集めて合宿すると言う内容です。
子供達にはそれぞれ課題があって、
「母親に頼りっぱなしの性格を直したい」
「すぐに悔しくて泣いてしまうのを直したい」
などなど。
その中に
「すぐに諦めてしまう性格を直したい」
という子がいたんですよ。

それを見ていた母が
「あんたと同じやな」と。

ここからお説教タイムですよ。

私は6歳の頃から空手を習っているんです。習ってるといっても今は受験生ということで休会中なんですけど。とりあえずの休会です。

私はそんな12年間習っている空手を楽しいとか好きとか思ったことが1度もありません。
辞めたい、何度も言ってきました。
その度に「駄目」の一点張り。


習っている空手の宗派の中での全国大会では優勝したりしてるんです。
私はいつも思うんですよ。
嫌で嫌で仕方ないのに勝って申し訳ないと。
そう思わせる原因は4つ下の弟にあるんです。

4つ下の弟は空手が好きで仕方なく、
将来は空手の先生になりたいと思っていて、週4で通っているんです。
だけど、なかなか上手く行きませんね。
毎大会予選敗退なんです。
練習を頑張ってるのも知ってるし、どれだけ辛いかも知っています。
こんなに頑張っている人は居ないと思えるぐらい練習してるんです。

だから週1でしか練習していないのに、と申し訳なくなるんです。


だから母も空手の話をすると

「あんた、申し訳ないと思わんの?あの子あんなに頑張ってるのに。たかだかちょっとセンスがあったぐらいで」

と言われてしまうんです。

私は12年間(今は休会してるけど)毎週空手を頑張ってきたつもりです。
嫌いです、練習は辛くて毎週土曜日のあの2時間が苦痛です。
でも、練習で手を抜いたことは一度もありません。
いくら嫌いでも、弟や、周りで頑張っている人と練習するのに手を抜ける訳がないです。
楽しようなんて思ったこともないし
サボって行かなかったことも一度もありません。
練習も試合も本気でした。


話は昨日のテレビの話に戻ります。

「すぐに諦めてしまう性格を直したい」

この言葉を聞き火がついた母は延々と「いつ空手に戻るの」と。

「好きなことばかりやって大学には行かせられない」

確かに私は好きなことをさせてもらってました。
中学生の頃は吹奏楽部に入ってたし、高校に入ったら軽音楽部に入ったり生徒会に入ったり。

これは私がしたくてやっていることです。
ありがたいと思っています。
大学に入ったら私の好きなことを学ぶために学費の高い学校に入れてもらいます。

だけどしたいことだけをしてきたとは思ってません。
大学の学費だって自分で返すということに話し合ってなりました。
今派遣会社に登録して色んなホテルでバイトしていますが、辛いことばかりです。
好きで派遣をしていません。
週5で好きでバイトをしているわけではありません。
周りは親から貰ったお小遣いで遊んだり、ご飯食べに行ったり、ライブに行ったり、携帯代払って貰ったりしてバイトをしている友達はほぼいません。
私はみんなが親のお金でしていることを全てバイト代で賄っています。
本当にご飯と住む所だけ親に賄って貰ってるという形です。
それでも私は文句はありませんでした。
家が苦しいことも知ってたからです。
大学も親を当てにしようとなんて一回も思ったことありません。

好きなことばっかりやって、と言われたのはすごく腹立つし悔しかったです。
親は週5で派遣で働いてることを知っています。
派遣もすごく嫌いで辛いです。
「高校生のくせに」
と毎度のように言われます。

「高校生で10時に帰るんやからそれまでみんなの倍働いてな」

仕事のミスをなすり付けられて
「だから高校生は…なんも出来ないくせに失敗ばかり」

何も言い返せません。言い返したら仕事が回ってこなくなるからです。

こんな中仕事をしているのは母も知っています。
辞めたいです、でも、辞めたら携帯代も親に払ってもらわないといけなくなるし、お小遣いも多少はもらうことになるし、何より大学の学費を貯めることが出来なくなるからです。



その後に言われた「いい時は空手の経歴を利用して学校入って、もう利用することがなくなったら空手やらへんってどういうこと?」も凄く心に残って、母にはそういう風に見えていたんだなと悲しくなりました。

高校も確かに空手の経歴を願書に書きましたが、空手の推薦で入ったわけで無いです。
大学も空手の経歴のおかげで合格したわけではないです。

「空手やってたことを周りに言う資格はお前にない」

とまで言われて今までやってた12年間を否定された気持ちでいっぱいです。

別に楽して優勝してきたわけではないです。
大会前は練習時間も日にちも増やして吐きながら練習しました。
母もそれを知ってるし見ています。
経歴を語る資格がない、12年やって来たものを周りに言う資格がないと。
私は一生続けなければいけないのでしょうか。もう沢山です。
続けなければ空手をやってたと言う資格までないのでしょうか。
それならそれでいいです。

「好きなことだけやるなんて虫がよすぎる、大学行くな」

これが親の見解です。

これが今ご飯食べるな、お風呂に入るな電気を使うなと母に言われるまでの経緯です。


もう、うんざりです。